韓国映画 バッカス・レディ
2016年
売春婦のおばあちゃんが主人公の話。
また、主人公が住むボロアパート(?)には、トランスジェンダーの大家さんや足に障害を負った青年も住んでいます。
その片足義足なのがユンゲサン。フィギア製作が生業のようですが、家賃を4ヶ月滞納中。
でも大家さんと仲良しだから許されてるんだよね笑
登場シーンはあまり多くないですが、ひたすら可愛かったです!!!
子どもと接するシーンがほっこり。パイナップルピザを食べるシーンもほっこり。
グッドワイフみたいなシュッとした役もいいけど、彼にはこんな感じの可愛さ溢れる役をたくさんやって欲しいなぁ。癒された。
さて、物語の感想。
最初は売春をしなければ生計を立てられない貧困高齢者の現実が描かれているのですが、途中から「高齢者と死」みたいな話にも切り込んできて、おおお??という感じでした。
主人公のかつてのお客さんたちが、病気で寝たきりになったり、妻や子に先立たれて、「もう俺は生きてる意味がねぇ!!」的な状況に陥り、主人公が自殺幇助。。。
という感じでテーマは重いのですが、コミカルな部分もあり、ユンゲサンの可愛さあり、気持ちがあまり沈むことなく見ることができました。
日本でもこういう問題あるんだろうねぇ。